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World's end


お待たせしました。

水星その後のお話(カロりん視点)です。
(妄想注意報で御座います~ご注意を。)




コツコツ、と無機質な音が静寂に広がっていく。

普段耳にしない、いや、「するはずの無い」音が気になった私は
思わずその方向に視線を向けた。

そんなはずは無い。

小さくかぶりを振って、
浮かんだ希望に裏切られる前に、自分から灯を消す。

そんな日々に慣れすぎてはいたが、気分を変える為に移動しようとした時、
コツ、コツコツとまた頭上から音がする。

確かに、誰かが居る?

湖のほぼ半分を占める分厚い氷の壁の、ただの気まぐれかもしれない。
だが、生憎と今日はじっとする気分でなかった私の体は、自然と地上へと動いていた。



「誰だ?」

冷気が漂う氷上に、人影が見える。

金色に輝く髪、陶器の様な肌、
この一面の白の世界に溶けて混ざってしまいそうな、灰色の服。
そしてブルーサファイヤの、瞳。

以前と違うところがあるとすれば、髪に絡まる羽の色だった。
暁の空を纏ったかの様な青紫の羽に目を奪われていると、
向こうが私の存在に気付き、こちらを向き直った。

「久しぶりだね」

澄ました笑みを浮かべこちらへ近づく存在に少しの違和感を覚える。
まるで何かを試すような、見透かすような態度に戸惑っていると、
彼が目の前まで近づいていた。

「覚えてないの?」

「レプリカには興味無い」

楽しそうに話す彼の言葉を遮り、言い放つ。
一瞬言葉に詰まったものの、彼は大きく動揺することもなく話を続けていく。

「レプリカだなんて酷いなぁ。僕は偽者じゃない。
僕は彼であって、彼は僕なんだ。

―…触れれば解るよ」

ふいに彼の手が左腕を伝っていく。
その暖かい感触は、あの時の記憶を甦らせるのに充分だった。

「彼は貴方と別れ、太陽になった後も貴方のことを案じていた」

呟くように言葉を紡いだ口からはさっきまでの笑みが嘘のように消えて。
彼の手がきゅっと自分の手を握る。

「だから彼は自らを切り離し、生命体の一部である僕を創りだしたんだ。

…自分はここから動けないから、代わりに行ってきてくれって」

悲しみに満ちた笑みを浮かべる彼に、あの日の彼が重なる。
驚き、悲しみの表情を浮かべながら自分の腕を振り払った彼。

「彼もまた、辛かったのだろうな…」

そう言い、目の前の彼の腕を掴みぐっと引寄せる。
驚いてこちらを見た彼の瞳は、あの日のままの輝きを放つ。


「ねぇ、あの時の続きがしたい…」

そう彼に耳元で囁かれた時、ピキ、と足元の氷がひび割れる音がした。

「溺れるのが、お望みなら―…」

彼の暖かい唇に触れるのと同時に、湖の氷も崩れ落ち、
2人は深い湖の底へと沈んでいった。


その後、湖が凍るのを見た者は誰一人としていなかったという―







…はいっ!水星その後のお話でございましたっ!!
(何故にテンション高いかというと、あまりの恥ずかしさに対する照れ隠しです)
(…ハッピーエンドがこんなに恥ずかしいものとは、思わんかった…!ヒー!)

ええっと、理解しにくいかと思うので解説をしておきます。

まず第一に、王子に振られちゃったカロりんは悲しみのあまり、
湖を凍らしちゃって底にひきこもっちゃってるという設定です。


しばらく誰も近寄らせないつもりでね。
ヒッキーのカロりんとあだ名が付くくらい引き篭もっていた彼ですが、
流石に地上へ出てみたくなった時に来訪者があったというわけです。

引き篭もってる間も王子のこと考えてたに違いない!と思い(笑)、
そういったアンニュイな雰囲気も出してみました。

第二に、ここに登場してるのは王子の分身という設定です。

まぁ、王子´(ダッシュ)みたいな存在っす(笑)

それというのも王子は太陽になってしまったので、王子自身が水星に行けるはずもなく(王子は皆の太陽になってしまったから)、でも皆の前では笑顔でも、その表情の下にはカロりんへの想いを抱えてそうだなーと思いまして。
それで分身なら単身でカロりんの元へ行かせられるので、王子´を水星へ送ったというわけです。
それに加えて、分身ならどんだけイチャこいててもOKだしねー(爆)
王子だと時間制限ありそうだしw
「王子、次の会議の時間が…(重臣)」「い、今無理…!(王子)」みたいなww


そんなわけで、これは全ツの王子とはまた違った風味になってしまってます。
全ツの王子は受け受けしかったですが、王子の分身ということで、
ちょっぴり強気というか、誘い受け系統にしてみました…なんて…あはは(また照れてる)

本当はガンガン攻め気質のRさんに、天然受けっぽいYさんが好きなのですが、
やはり自分で書くとなると話は別ですわ。書けにゃい。<カワイコぶっても駄目!

そうそう、念願のちゅーもさせてみました(爆)
しかもカロりんの方から、ね。
水星記事もちょうど10記事めということで、完全なる私の妄想のみでお送りしました。
これにて最終記事になります。
(これ以上はすみれこーどに引っかかる為書けませんw)
(ので、続きを語り合いたい方はメールくださいwなんてw)

しかし、今回ばかりは自分でも「やっちゃった」感が拭えません。
文才の欠片もないチンケな文章ですが、流石に妄想をおおっぴらにするのはしていいことなのか躊躇います。
…が、いつもの文章が既に妄想族な私なので、
これくらいは大目に見て頂きたいと思います(開き直ったよコイツ)

だって妄想ほど面白いものは、ないよ?

いつだって、楽しいかそうでないかは自分の脳が決めることだ!


ではでは、ここまでお読みくださった方々、
水星記事を楽しみにしてくださってた方々、
ありがとうございました!
あなた達の拍手&コメントで私は生きています。
(そのみずはいきている、的な読み方で)







2007⁄12⁄09(Sun) 21:51   ├水星α | | | ↑Top

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イチヒ

  • Author:イチヒ
  • 詳しくはコチラへ→イチヒのプロフィール


    ●観劇はムラ側。
    ●腐がつく女子。
    ●キレイなものが好き。
    ●オモロも好き。
    ●ツッコミが出来ない関西人。
    ●そのくせ記事ではよくツッコミを展開。
    ●でもツッコむポインツが他人とずれている。
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