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答えなんて 誰にもわからない


200711231617001.jpg

写真は先日の滋賀の瀬田川からの夕焼け。

最近、DVDの水星と金星ばかりを見ていたので、
なんかだんだん宇宙一ジゴロがカロりんに見えてきて、
「ああ、カロりんが転生を繰り返してまた王子と出会っちゃったんだ!」
と意味不明なことを閃いた私です。
(また報われない恋ww)

まぁ目元(化粧が)一緒なんで、錯覚を起こすのも無理はないかと。
(思うんですが、眠たかったせいもある)
しかしこれ生で観てた時は、やたらとジゴロさんの目元がキラキラしていて、
みょ~~に笑えてしょうがなかったことがある。
(いや、ダイスキですけれど。)(いつもオペラで見てたし)

さて、ここからは水星王子視点?のお話です。
ご注意くだされ。





そこは、不思議なところだった。

先程まで熱風に晒され、夢にまで出てきそうな位求めていたものが
ここには無限に存在していた。

ぽつ、と雫がどこからともなく落ち、頬を伝っていく。


辺りにまばらに立ちこめる霧と、頭上から降ってくる水滴に視界を遮られ、
まるで幻を見ているようだ、とぼんやりと思った。


ふと自分以外の気配を感じ取り、反射的にそちらを向くと、
初めて見る姿があった。

「誰?」

姿はこちらの問いには答えず、薄い笑みを浮かべるだけ。

もしかしたら聞こえていなかったのかもしれない、そう思い近づいていくと、
するりと目の前から消えてしまった。


その姿は人であるような、或いは向こうが透けて見えるような、
不思議な存在であった。

しかし何故か恐怖心はなく、好奇心の方が勝っていた。


『彼』の手が触れる度に、さっきまで火照っていた体が冷やされていく。

その時間は心地良く、そのまま流される様に身を任せる。


冷たく、そして優しい。

まるで永劫の眠りに自ら就こうとするように、体が重くなっていき、
全てが白くぼやけていこうとした、その時。


声が聞こえる。

私をこの地から誘い出す声よ、

私を太陽の下へ連れ出す声よ。

この世界から正しい道へと導く、細く長い蜘蛛の糸のような声。


「私、は…」

戻らなくてはいけない、そう言いかけたその時、
『彼』が行く手を阻み、自分を取り囲む。

ここから出て行くのなら、殺す
それまで一言も言葉を発しなかった『彼』から聞こえてきた声。

「違う、私は…」

無我夢中で『彼』の腕を振り払うと、たちまちその姿は原型を留めなくなり、
ざあっと湖の水に混ざっていってしまった。

「私は…っ」

体がわなわなと震え、湖のほとりに膝を落とす。

「私は、誰の死も望んでいない…!」

最早、人の目など気にもならなかった。

湖の水とは違う、別の雫が頬を伝っていく。

「大丈夫…?」

そっと近づいてきた彼女に、まだ震えの残る腕を取られる。


「何が悪いというのだろう」

彼女の顔を見ず、ぽつりと呟いた言葉に返ってくるものは静寂のみ。

「私は、命あるものとして彼が好きだった…!」

思わず言葉を荒げてしまった自分を見て、一呼吸開けて彼女は口を開いた。



「…そうね。でも貴方は太陽の下にいるべき人だから。」

気付けば霧はすっかり晴れ、光りが差し込んでいた。




…はい、水星王子視点のお話(のつもり)でした。
すいません、本当に文才ないっつーか、表現力乏しいちゅーか、
こんな文章ですが、同志どのに楽しんで頂けたら…という思いでUPしてみました。

水星に関しましては、前にUPしたカロりん視点のお話で書いたものがネックになっているというか、それまで「誘惑~絡み」としか捉えてなかったのが、全ツを見て「愛憎劇」として捉えるようになってから自分的にわかりやすくなりました。

それというのも、カロりんが全ツになってから急にリアル恋してる顔してたり、
かと思えばすっごい冷たい顔してたりするからです(爆)


で、今回は王子視点なのですが、
…うーん、やっぱり私カロりん視点のが書きやすいわ、と思った(笑)
でも王子の気持ちもわからんでもない。

以前にこんな話を聞いたことがあるのですが、
お坊さんというのは大変な修行をして一人前になる、というもので、
それは一週間飲まず食わず、朝(といっても深夜)に起きて滝の水を浴び、
それから一切光りの無い洞窟の中で一日中読経。

その繰り返しの内、次第に暗闇におかしなものが見えてくるようになるんですって。

その内、それもどうでもよくなってきて、気にならなくなる。
更には男とか女とかということもどうでもよくなり、
最後に自分が生きてても死んでてもどっちでもよくなるんですって。

そういう話を聞いて、あ、なんかわかるなーって。
思えちゃったんですね。
(精神的領域の話ですw)

で、それがどうしたって話ですけど、
とどのつまり王子は博愛主義だってことです。

王子は男とか女とか、そういう小さなくくりで人を見ていない。
カロりんのことを「人」として、「人間」としてちゃんと見てくれてるんです。

人間として、その人が好きかどうか。
それがこの場面の重要なポイントだと思います。

でもまぁ、やっぱり王子はお日様の下にいるべき人なので(笑)
木星にいってしまうんですが、
(王子はみんなのものだからなぁ…)
私が何故、木星で微笑んでる王子を見るとしょんぼりしてしまうのかは、
私が水星側の人間であるからだったりします。
そういうことを考えながら水星~木星を見ると、
自分は人間界でも少数派なのだなーと凹んでしまうのでそんなことは気にしナーイ!(無理くりテンション上げてるところがまた虚しいw)

ええっと、そんなことより全ツの王子についてですが、
水星の場面では本公演よりも「ほわん」とした感じで、
自ら溺れていくのではなく、割とカロりんに身を委ねている雰囲気でした。

それがどうにもこうにも可愛くてたまらなかったです(爆)
流れに身を任せる→受身的な感じに見えていたので。
今回の文はそういうイメージで書いてみました。


実はその後のお話も浮かんでたりするので、それも追々UPしていきます。








2007⁄12⁄02(Sun) 01:34   ├水星α | | | ↑Top

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イチヒ

  • Author:イチヒ
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    ●観劇はムラ側。
    ●腐がつく女子。
    ●キレイなものが好き。
    ●オモロも好き。
    ●ツッコミが出来ない関西人。
    ●そのくせ記事ではよくツッコミを展開。
    ●でもツッコむポインツが他人とずれている。
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